実は、ドライフラワーには種類があるんです!私は、ドライフラワーの本を買って勉強するまで知りませんでした。なぜなら全て同じだと思っていたからです。この違いを知ったら、ドライフラワーの見方が180度変わりますよ!
種類①「カラードライフラワー」
染色を施したドライフラワーのことです。自然界にはない人工的な鮮やかな色で着色したり、茎の強度を高めるために、別の植物の茎に継ぎ足したりしています。
例)カスミソウ:全体を一度漂白した後で濃い色に着色。
種類②「ナチュラルドライフラワー」
染色を施さずに乾燥させたドライフラワーのことです。自然な色味でありながら鮮やかな色彩です。花の向きや茎のつき方に表情があるため、イキイキとしたアレンジが可能。
花や葉の本来持つ色合いや枝振り、花の向きや表情を生かして、躍動感のあるデザインになります。
カラードライフラワーGOODとBAD
GOOD
- 色鮮やかさが長続きする
- 色調を揃えやすい
BAD
- 人工的な印象
- 濃淡がない
- 全体が直線的
ナチュラルドライフラワーGOODとBAD
GOOD
- 自然な鮮やかさ
- 花の個性が引き立つ
- ドライフラワー独特の香りが残る
- 作品に躍動感がある
BAD
- 時間が経つと色が落ちてくすむ
- 同じ向きに揃えられない
まとめ
いかがでしたか?それぞれに良いところも悪いところも見ることができました。
カラーとナチュラルは人工的がいいか自然的がいいか、好みが分かれると思います。はたまた制作するものによっても向き不向きがあるかもしれません。
どちらにしても「ドライフラワーを楽しむ」ことはできますし、ミックスして制作することも可能です。ナチュラル特有の躍動感(自然な色のムラや葉や茎の曲がり等)とカラー特有の統一感(色調や茎の真っ直ぐ等)を組み合わせればアレンジの幅も広がるでしょう。
ドライフラワーの種類や違いについて知りたい人、制作のアイディアを探していた方はぜひ参考にしてください。